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ラ・ラ・ランドのsのネタバレレビュー・内容・結末

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます


はじまり、つかみはもう最高。涙でた。
色んな人が、色んなダンスして、歌って、もう楽しすぎる!一緒に踊りたいんじゃ!!

カラフルで飽きさせない服や街並み、ジャズに始まりスロウなバラード等の音楽。
視覚も聴覚もぜんぶ喜ばせてもらった!

あと味覚と嗅覚と触覚だけや!
あー映画見てるとき美味しいステーキあったらなぁ、この上ない幸せやったやろなぁ…

冗談はさておき!

ここ何年かで、量産されがちな恋愛漫画の実写化クソ映画より、100万倍きゅんきゅんした…

ゴズリングに恋しない女おる?!
最初はお互い貶しながらも、徐々に惹かれあって、何回も邪魔が入って、やっと、やっと天文台のところで…

というか、その前の、映画館で手をじわじわつなぐシーン。

あれはもう言葉にできん。きゅんきゅん。
王道やけど、もうそんな事どうでもいい。

私とかちょろいし、すぐ、ああん!抱いて!てなるやろーね。(笑)


またまた冗談はさておき!

実は、私の父が細々とですがジャズバンドで演奏してまして。
そのせいか、幼少期から”純粋なジャズ”をよう聴かされたんですわ。

だからか、セブの感情もよく分かった気がする。

好きなことを仕事にするのは最高だけども、仕事には絶対的にお金が絡んでくる。

こだわって自分の好きなこと・モノだけを売るのと、自分を殺して世間が求めてるものを売るのと。
そこの折り合いが難しい。

一度自分を殺して世間のニーズに答えといて、儲けてから、自分のこだわりを売るのがベストな手段かもしれない。
そう思うと、セブがあのバンドと契約したのは、あながち道を踏み外したわけではないと言えるよね。


自分の夢を持ち、それを夢中で追いかけることは最高にかっこいい!
やけど、叶えるためには、犠牲も、我慢も、挫折も、ぜんぶ抱えていかないといけないと。

多分映画としてのメッセージはこんな感じかなと思うけど、わざわざ書くまでもなかったかな。
皆に伝わってるでしょ!

それにしても、この監督さん、なかなかいい!これからが楽しみです!


余談ですが、ミア、めちゃめちゃ可愛いけども、たまーに私の叔母に見えて勝手に1人で冷めてた(笑
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