とし

ラ・ラ・ランドのとしのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.7
いままで観た中で一番ってくらい良かった。 ミーハーとかじゃなくて、本当にそれくらい観終わったあと感動した。


ミュージカルってあんま知らないし、面白くないイメージだったんだけど、最初の"Another Day Of Sun"でもうノリノリになれて、スッとミュージカルの世界に一歩踏み込ませてくれた。その後"Someone In The Crowd"が終わった頃にはミュージカル、この映画の世界観にもう夢中。個人的に、車に乗る前のミア達が4人並んで道歩きだからスカートの端を振るダンス好き。
"City Of Stars"とか"Start A Fire"とかその他も全部耳に残るしいい曲ばっか。

物語の方はミアとセバスチャンの関係、キャリアの状況を四季で合わして進んで行くんだけど、これがまた洒落た演出でね。いいんですよ。
セバスチャンの夢を叶えるために、資金集めで趣味じゃない音楽やらなきゃいけないのとか、ミアがパリに行くために別れるのとか、何かを得るためには何か犠牲にしなきゃいけないのかね。
最後の別れてから5年後に、ミアが偶々寄ったジャズバーでセバスチャンとの再会して、セバスチャンの演奏でifの世界に入る演出と、その世界の舞台調の演出は本当に素晴らしい。演奏がジャズバーを去るミアが振り返ってセバスチャンと見つめ合うシーンは甘く切なくて…一見の価値ありです…
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