とし

最後の決闘裁判のとしのレビュー・感想・評価

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
3.5
Killing Eve観てからファンになったジョディ・カマーが出てるのもあって鑑賞。
世の中どんどん便利になっていって、世界も小さくなっていってるけど、根本的な人間の思考・怒る事件は14世紀からなんも変わんないの愚かだなってのが一番の感想。
それぞれの視点からの世界が章立てになって描かれてるのだけど、第3章だけTrueってなってた気がしてそこが違和感。レイプに関してはマルグリットのが事実かもしれないけれど、それ以前はそれぞれが都合の良いように記憶してるのだから、三章全てがTrueじゃないんかね。ル・グリはどの角度から見ても勘違い野郎でキモいけど。
ふんだんに使った予算で再現された中世フランスの壮大さが何よりも良かった。GOTを思い出した。スケール感を楽しむためにも映画館で観といてよかった。
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