Shoko

ラ・ラ・ランドのShokoのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.0
①オープニングから圧倒されました。すごい。なんちゅうオシャレ小粋映画。終わり方に賛否両論あるけど私は好きだしよかったです。音楽も良すぎてサントラずっと聞いてしまう。ただ悲しかったのがセッションのトラウマをずっと引きずっててことある事にあの人の顔がちらついてしまって純粋に楽しめなかったことです。本人登場で「ヒッ!」ってなりました。ファッキンテンポのことを忘れたらまた見たいです。

②1回目よりもセッションの記憶が薄れていたのと、ディズニーの翌日に見たので脳みそが純粋になってて素直に曲と踊りで感動したのでよかったです。一緒に見たおかあさんは「なんの盛り上がりもないつまんない映画だけどあの男の人(ライアンゴズリング)はよかった」とのこと。

③ ララランド見ました。久しぶりに。料理のお供に。こないだみんながテレビで見ててうらやましかったので。

これ、泣ける人と泣けない人で二極化しません?私の周りだけかわかんないですけど…もちろん私は泣いてないんですけど…
だって〜夢と恋だったら私絶対恋を取ってしまう。だからセブがツアーに一緒に来たら?ってときも行く行くってなったし…(夢がないからだと思うけど)
なのに、2人が「これからどうする?」って別れを選んだところ、見るの4回目にして初めてじわっと涙腺にきた…なんで…?でもそのあとのもし2人があのまま一緒にいたら的なところはみんなみたいに泣けなかったけど…泣くために見たわけじゃないけど。
セブは夢を叶えつつもミアのこと待ってたんでしょうか。

それにしてもディミアンチャゼル、頭おかしいな!(褒め言葉)
いちばん頭おかしくて好きなのは踊るミアとピアノ弾くセブをカメラが交互に写すとこなんですけど、いつまでもセッションのトラウマを引きずってるのでカメラマンの気持ちになって怖くて泣いてしまう…(JKシモンズと監督を混同している)
ミアとセブのタップも裏には血の滲むような努力(と監督の怒号)があったのかと妄想してしまう…(あのシーンもだいすき)

なんやかんや言って結構好きなんですね。ララランドのこと。
ディミアンチャゼルおそるべし(物理的に)

④ 久しぶりに観ました。
ラ・ラ・ランド です。
最近リアさんが観ててストーリーにも載せてくれてる画像とか観てたら久しぶりに観たいな〜と思って観た。
そんなに私がララランドの話してるところ聞いたことないと思うけど、多分みんなが思ってるよりは結構好きっぽくてどうやら過去に3回ぐらい感想書いてるっぽい。

まずオープニング。もうこのオープニングの1812から始まってあの渋滞のシーンでanother day of the sunになるところからあまりにも良過ぎてまず泣く。天才か?開始から感情が最高潮になっちゃう。
私はライアン・ゴズリングもエマ・ストーンも特にそんなにすごい好きってわけでもないんだけど、この映画のときはほんとふたりともキュートで、なんかリアさんのストーリー見てたからか余計に可愛く思えて夏パートでふたりがずっと仲良くていちゃいちゃしてるの好きすぎ。
話戻るけどそのまえのa lovely nightはほんとのほんとに好きなシーンだし、今回も「よしタップダンスならお」ってなったしデミアンチャゼルは天才か??いや監督ってかエマとゴズリングが天才なんだけど。
衣装もとにかくかわいいしカメラワークすさまじずぎるし音楽はもちろんいいしずっと色がきれいで実写映画っていうかアニメーション映画みたい。ラストのイフの世界みたいなとこのセットがどんどん変わっていく感じとか。もうほんとすごい。
これミュージカルとして舞台でやってみてほしいけど広さが足りないだろうな。ステージアラウンドとかでどうにか。

最初見た時ふたりが夢のために別れるのあんまり好きな結末じゃなかったんだけど見るたびにこの映画はこの終わり方が完璧すぎる…と思って泣く。今日も最後の最後のふたりがセブズで微笑み合うとこ見て泣いていい映画だったねぇ〜!!って拍手した。
あとリアさんに教えてもらったゴズリングがピアノを弾くシーン、ダンス覚える要領で覚えたってエピソード思い出しながら見たんだけど、ライアン・ゴズリング天才中の天才か…???なんとなくジャズのピアノだし多少ミスってもいけそうな感じはあるもののでもすごいよ。天才だよ。みんなすごくて、こんなすごい人が集まった映画がよくないわけないんだよな〜と思ったけどこのあとのデミアンチャゼルのファーストマンはぜんぜん好きじゃないんだよな〜ということも思い出した。というか見たことも忘れてた。セッションはこわいこわい言いながらもけっこう好きなので、またなんかツボな映画撮ってほしいね。
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