XmasStory

ラ・ラ・ランドのXmasStoryのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.5
観終わってふたりでプラネタリウム行くつもりが遠くて面倒になり楽器屋さんに寄ってはみたもののまぁ連弾を弾けるはずもなくじゃあダンスでもと思ったらそれは無理と断られ仕方がないので口笛吹いて帰った冬終わりの話し。…口笛は冗談。

真面目に書き残すと大好きです。観た時よりも時間が経つにつれじわっと好きが切なさが迷いが幸せが浸透してくる感じ。ぐるぐると彩色絢爛な映像と繊細で優雅な声と音色に酔いしれ…エマとライアンの曲もすごくすごく良いけど敢えて言うなら幾つかアレンジ変わり流れるSomeone In The Crowdで良いのかな?ここの部分だけずっと聴いてる時期があったほど…胸がざわざわしちゃうのにすごく背中を押され前を向けると言うか気持ちが高まると言うか。

女優さんが総じて美しいのも素晴らしい。友人たちが後半ほとんど登場しないのが残念ですが。ラストは夢現、あったかもしれない現実、なかったかもしれない現実、あったかもしれない未来、なかったかもしれない現実…。過去は変わらないけど秘めた想いは記憶に刻まれ決して終わりや悲しさを意味するのではなくむしろ幸せな結末なのかもと感じました。微笑みと頷きね。こんなお洒落でもなんでもないですが自分にももしかしたら…の未来があったのかも。そう思った人は少なくはないですよねきっと。

ああエマ・ストーンとライアン・ゴズリングが寄り添うだけでも映画観てるだけでも話してるだけでも歩いてるだけでも舞うだけでも何をしてても画になるのでずっと観ていられます。
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