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ラ・ラ・ランドのPLAYERのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
2.0
THEテンプレ。既視感しかない。
吹き替えで失敗。歌が英語である。ディズニーの素晴らしさがよく分かった。
冒頭で喧嘩して、バイト先で再開恋に落ちる。中盤で問題提起して解決ハッピーエンド。
と思いきやラストで池田屋階段落ち。
この作品の一貫したテーマが希薄。あっと驚かせたいとか想像におまかせします感ありあり。
音楽はすばらしい。
特にダンスシーンは遠目撮影が多く、ロケに力を入れているのが分かる。日本では絶対にできない。
ミュージカルはその分、話に裂ける時間が短いのを念頭に置くべきなのに、2時間かけてこのオチ。
特に冒頭ダンスが失敗しており、導入で前後不覚になる。
この妄想感はバードマンに似ている。
「誰向け」かは重要。映画は大衆向け娯楽である。100回見て理解できる映画評論家向けタイトルなら内輪でやってほしい。
伝える努力を怠った典型。
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