まわりの評判がイマイチだったので、あまり期待をしないで見たらめっちゃ良かった！
ここんとこ映画のレビューを書いてなかったけれど、これは一言書いておかねば。
正直、オープニングの車の渋滞のシーンはちょっと引き気味で見てた。
でもだんだんと音楽に引き込まれていった感じ、だって、シェルブールの雨傘や雨に唄えば、そしてムーランルージュまで、色んなミュージカル映画のオマージュがあちこちに散りばめられていて、監督のミュージカル愛をとても感じたんだよ。
JAZZ愛もね。
カメラワークのセンスも良く、特にパーティから歩いて帰るエマストーンが、レストランから流れてくるピアノの音に惹かれてふと足を止めるシーンは素晴らしかった。
うわっって思ってあれで持っていかれたのかも。
エマ・ストーン、ライアン・ゴズリングのふたりもキュートで、さらりとほろ苦い青春の1ページを演じていて（演じすぎることなく）それが返って切なく感じられてよかった。特にラストなどは。
久しぶりにサントラ買おうって思える映画だったなぁ。
ララランド＝現実から遊離した精神状態
春夏秋冬が切なくも美しかったです。
ブラボー！
