じゅり

LION ライオン 25年目のただいまのじゅりのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

サルーが貧しくても、ストリートチルドレンだったとしても、養子になって遠い国へ行ったとしても、ずっと心優しく他人にも優しくできたのは、完全にお兄ちゃんのおかげ。お兄ちゃんが愛情いっぱい接したおかげで、素敵な素敵な思い出が脳裏に焼き付いた。だから、25年たっても忘れなかったんだと思うなあ、、。その分お兄ちゃんが、もうとっくに汽車にはねられて亡くなってたというのが悲しすぎる。25年もずっと探してたのに。サルーはお母さんも妹もそりゃあ、会いたかっただろうけど、誰よりもずっと隣にいて色んな経験を教えてくれたお兄ちゃんに会いたかっただろうなあ。サルーが元の場所に帰ってくるように色んな思い出を残してあげたお兄ちゃん。サルーみたいに、自分が生きてきた人生の中の見た事した事聞いた事感じた事が、現在の答えになる瞬間ってすっごく気持ち良いし、人生してるなあって感じがして感動しちゃう。実話なのがすごいし、兄弟愛に涙腺崩壊。1人でも多くの子どもが、サルーのように幸せになって欲しい。あと、なんでライオンって題名やねんと思ってたら最後に意味がわかり、さらに涙腺崩壊した。
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