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LION ライオン 25年目のただいまのyakkoのレビュー・感想・評価

3.8
本日109シネマズサービスデー、予めエグゼブティブシートを予約したはずなのに何故か発券できない。売場でも確認してもらったが購入されていませんてことで普通の席で観賞(/o\)
思い込みだったのか、ボケがはじまったのか 💦💦
最近は劇場月10本近く観てるのでごっちゃになってしまったのか…f(^^;

そんなことはさておき、レビューいきます!
アカデミー賞ノミネート作品、ネタバレされているのでどんな過程を経ていくのかというところに注目していました。
前半。
ちびっ子サルーが迷子になり、養子になる過程がかなり時間を割いて描かれていました。成長著しいインドでも都会と地方の貧富の差が激しく路上生活する子供達、誘拐される子供達を見せつけられてこんな現実を生きていかなければならないことを不憫に思いました。
もしかしたらサルーだって巻き込まれていたかもしれない。サルーはしっかりした里親に貰われてとても幸運だったと思う。
地域で言葉も違うのは知らなかった。

20年後、成長したサルー演じるのはデヴ・パテル。ちょっと前まで子供っぽかったけど大人になったなー。
彼は大好きで何度も繰り返し観ているドラマ「ニュースルーム」に出ているのでお気に入り。

Googleアースを使って故郷の家族を探すのだか前半の綿密さに比べ、後半は散漫さを感じてしまった。そこは残念。
そんな中でもニコール・キッドマン&ルーニー・マーラーの芯の強さがうかがえる演技は見事。
特にニコール母が静かに思いを吐露するシーンは胸打たれます。
ニコール自身も養子を迎えているわけで熱の入った演技になったのではないかなと思いました。
このお母さんの考え方は私には真似できない。凄く立派な考え方。

生き別れになったサルーの母の25年の苦しみは想像すらできない。サルーを失った時、母にはさらに悲劇が待っているのだ。なんという…。


最後に明かされるLIONの由来。
そしてエンディングを飾るSiaの力強い唄声が良い。

ボロボロ泣いてきました。
ちびっ子サルーくんホントにかわいかったなぁ。
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