このレビューはネタバレを含みます
地上波放送分を遅れて視聴。
『ライフ・オブ・パイ』と混同していたようで、「あれ?ライオンと同じ船で漂流し、最後に家に帰る話じゃなかったっけ?」と途中までボンヤリと不思議だった(笑)
ニコール・キッドマン演じる育ての母が素敵。
他の方も書いてたけど、LIONの意味が分かるラスト。そして「間違ってたんかいっ!」とツッコミを入れたくなった。
あの日、お兄ちゃんがちゃんと弟を諫めて1人で働きに行っていたら、、、
あの日、サルーがベンチから離れずにその場に居続けていたら、、、
あの日、サルーが電車から降りずに、そのまま折り返して電車に乗っていたら、
あの日、サルーが売られそうになるところから逃げ出せなかったら、、、
そして、どこかのタイミングで、孤児の施設から逃げ出していたら、、、
人生にはいくつも『if』があるのだなぁと、改めて気づかされる。
過去の自分の選択が、現在の自分(とその環境)を形成しているのだと、そんな事を思った。
またゆっくり見返したい。