このレビューはネタバレを含みます
新しいタイプのホラーだと思います。
理不尽な存在であるにも関わらず、対応策は生贄を用意しなければならないという救いのなさ。なまじ主人公も優しいものだから、迷いながらの戦いを強いらされます。
また、話の流れとしてitは性病が関連している、という説はあまり関係ないようにも感じています。たしかにスキンの使用や性交渉は大いに関係していますが、イコール死、はあまりに重すぎます。
むしろ、逃げる為には好きでもない人と寝なければならないという部分で精神的にも痛めつけ、見ているものの心を抉りに来ているように個人的には感じました。