アン子

ア・ウォーク・ウィズ・ジョニー・ギターのアン子のレビュー・感想・評価

5.0
ここで流れる曲が一人歩きするぐらい有名らしい。
話のストーリーと結末はよく言えばありきたりだけど、これって1954年に制作された?みたいだからそこに文句はないかな
メインヒロインの魔性の女性が美しい。昔の価値観の中では男勝りにあてはまるんだけど、一人で土地や店を守ろうとする姿が健気。男装が似合う。
あと、目をかっと見開いて男に文句言うシーンが多々あり、目をかって見開いても気品があるのは素晴らしい。オードリーヘッドバーンが目をカッと見開いた時ぐらいの美しさだった。

個人的に好きなシーン
小間男が主人を助けるために、勝手に発砲して撃ち返されてしまうシーン
普段は掃除をするような下男が、主人になんで助けたの、って責められて
「あなたがわたしだったら同じことをしたと思う」
その下男の周りをわらわら人が囲んで、
「ほら、私が特別なことを証明できたでしょう」
と言って亡くなった
ここがすごく好きで、掃除をするような日の目を浴びないキャラの男が、違うけれどまるでそのために(脚光を浴びるために)人を助けて亡くなったようなシーン
こんな人の助け方はかっこいい
アン子

アン子