作品を通して絶対に変わらない、独特の空気がありました。ストーカーのシーンも、レオンをみんなで探すシーンもくどいくらい繰り返すのが面白かったです。レオンが家に入る一連の流れが意外と細かいなと思いました。ソナとサンスが夢や愛について語る中、小風が後ろを遊具でシャーって通っていくところが一番好きです。
サンスから小風への告白、今まで聞いたサランヘヨの中で一番軽かったです。笑「好きです、サランヘヨ、さようなら」日常使いしたい三段活用でした。外国に来て、母国語で話しかけられたらそれだけでかなり嬉しいはず。サンスの一目惚れする気持ちもわかります。小風が仲良くなるとたくさん話すタイプなのが可愛かったです。振った小風と振られたサンスの会話で笑いました。多分この二人めちゃめちゃ気が合いますよ。
「ありがとう。でも先生彼氏いるからごめんね」「はい。でも、僕も彼女いますから大丈夫です」ここ本当におもろすぎる。かなこ先生の顔色を心配したわりにジウの顔色も良くなくて心配でした。ソナがジウに好きな人の捜索を手伝わせる展開が面白かったです。ソナとジウがより戻すのは予想外で吹き出しました。ジウがかなこ先生に怒ったほうがいいと言うのも、ジウの方が怒って韓国語が出てしまうのも素敵でした。アドバイスを受けて荒川と話したかなこ先生の涙が良かったです。荒川とかなこ先生のやりとりはもはやリアルよりもリアルでした。二人分歩くから新しい靴を買いに行くというのが好きでした。「これからも二人分歩いてもらわなきゃだし」「うん、わかった。歩くよ」
知らない二人がどんどん知ってる二人になっていくのにワクワクしました。知ってるからサンスはおばあちゃんのためにかごを洗ったし、知ってるからレオンはソナとコンビニで言葉を交わせました。見つめるだけだったソナに直接お礼を言って、関わることを避けてきたお店の人にアイスを買って、恋をして全く変わったレオンが微笑ましかったです。おばあちゃんにおにぎりあげちゃう距離感が可愛い。
最終的にごりごりアイドルソングに着地するのも良いです。この不思議かつ純粋なレオン役がレンにとても合っていました。出てくるとは知らなかったアロンベクホには笑いました。NU'EST、知れば知るほど良いグループ!パフォーマンスとのギャップがすごい。I'm in troubleとDejavuを聞いてみてください…。