すごく素敵な雰囲気の映画でした。
悪役がいなくって、みんな適度に自分のことに一生懸命で、でもちゃんと周りの人に素直に優しく接していて。
「好き」って伝えるのも表現するのも、向き合うことが難しいなぁと思ったけど、上手い具合にお互いの想いに気づけないもどかしさが心地よかったです。
まず韓国人のキャストの方々のスタイルの良さと顔の良さ…美男美女しかいないです。笑
そして、木南さんが凄く魅力的でした。
「ちゃんと振ってよ」ってカッコ良かった…彼女の役は、自分としての欲もありつつ、でも相手に配慮もしつつ…ですごく自然体でした。
冒頭から誰かの日常が始まって、そこから世界が広がりはするものの、終始(良い意味で)狭い人間関係の中で展開が進んでいきます。その緩やかなテンポが何とも好きなんです…！
青柳文子さんの役が可愛らしいんだけど、他の役に比べてあまり魅力的に写らなかったのが少し残念だなぁと思いました。
今泉監督…好きな監督が増えたなと確信した映画でした！
