ザ・ヴェンジェンスの風来坊のネタバレレビュー・内容・結末

冒頭いきなり格闘サッカーが始まって驚きました。多分これはジャッキー・チェンの「ドラゴンロード」の羽根つきサッカーのオマージュなのだなと勝手に思う。この作品他のアクション映画の影響を多大に受けていて、後半のコートにサングラスで敵地に殴り込みはまるっきり「男たちの挽歌」ですしね。２丁拳銃、アサルトライフル２丁撃ちやドラム缶爆発演出なども似ていて、製作側は確信犯と思われます。まぁ、オマージュという事にしておきましょう(^_^;)

タイアクションとすると格闘アクションかと思いきやガンアクションも多いです。格闘アクションとガンアクションのバランスが良くて個人的には好きです。ストーリーは単純な復讐物なんですが構成がいまいちでなんか分かりにくいです。とって付けたようなヒロインの登場もマイナスです。
最後もいまいちわからないマダムって誰ですか(´・ω・`)?

主人公の弟の方が場面によって高畑裕太さんに見えますし、敵のナイフ女は荒川静香さんに似ていて個人的にツボでした( ´∀｀)CGと合成が雑過ぎて列車の屋根上のシーンは笑ってしまいます。他にも重傷の筈の主人公があっさりと回復するとか不死身かとツッコミ入れたくなります。後半は超絶シーン目白押しでツッコミ所に事欠きません。

強引な展開と荒い演出は目に付きますが、アクションシーンは迫力があるのでアクション好きの私は楽しく観れました。