しゅん

陰画の手のしゅんのレビュー・感想・評価

陰画の手(1978年製作の映画)
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デュラスの短編②
通奏低音のようなチェロの響きと共に映され続けるゴミだらけの朝方のパリ。マクドナルドの看板や胡散臭い東洋料理店の並び(「OSAKA」という店があった)を「美しい」と感じるのはなにゆえか。
同じ作業服を着た八人の掃除婦の手前を白い車が高速で横切って坂を登る場面がやたら鮮やかに残っている。デュラスの朗読はすごくいい響きだったけど内容は全く覚えてない。多分時間に関するポエムだったと思う。「夏(ete)」って言ってたのだけ覚えてる。
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