このレビューはネタバレを含みます
パッケージや題名のネタバレで初っ端から沢山の襲われる布石を投げ込んできます。
旅先で出会った人と夕食を供にするあたりから不穏な雰囲気を醸し出させ、その後の彼のリードを彼女目線で徐々に不安を煽りがら進行していくあたり素晴らしい演出で凄く引き込まれました。
以下ネタバレ
彼氏があまりに自分勝手で彼女をぞんざいに扱ってるあたり日本じゃあり得ないですが、海外映画ではよく見る光景でそんなもんなんかなって思って見てました。
彼氏が死ぬ間際まで頼りにならなくて、しかもあんな状態になってしまい、おまけに疑ってた人は本当に旅行案内人で彼女の命の恩人にまでなった人で彼への扱いが気の毒で気の毒でなりませんでした。
そこまでしなくても…
彼女は終始立派でしたが発煙筒を焚くタイミングや笛を鳴らすタイミングを見て「今やる?」って感じなとこが見受けられましたがあの状況と判断力を監督が考えての行動なら凄くよく出来てると思います。
彼にとっては、よく出来た彼女だと思いました。
これを見たら山への見方が変わりますね。