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おいしい食卓のizuのレビュー・感想・評価

おいしい食卓(2009年製作の映画)
2.6
何かから必死に逃げる男。(何から逃げてるのかは謎)
たどり着いた先は、森の奥深くの洋館。そこの一家に色々怪我の治療とかもしてもらったけど、実はヤヴァいやつでした系。

何から何まで不自然。演技も「う~ん」で演出は終わってる。
とにかく''音''が酷い、酷すぎる!w
内臓を抉るグチュグチュ音が「とりあえず音入れとこ」みたいな感じで本当なら「うわぁ~グロいなぁ~うわぁ~」ってなる描写なはずなのに、音が不自然でそうならない。
音が指の動きと連動しなさすぎて...説明が難しいんですが、''指の動きは止まってるのにグチュグチュ言い続けてる''的な感じです。(実際にはちょっと違いますが、そんな感じの違和感・不自然さがあります)

グロシーンは序盤の腹の傷に指突っ込んでグチュるとこくらいしか良いなってならなかった。
ハンマーで叩いたりするシーンも音は「ポカッ」って感じだしとにかく''音''のせいで折角のグロシーンが台無しになってる。
ジャケットのシーンは意外にもしっかりあって、殺し方もまんまジャケットの通りでそこは感心。
血もちょいちょいあるけど....全体的に褒めれる描写が.....!!!

テンポは激遅だし終わり方も「えぇ...(困惑)」って感じで、会話や行動、何もかもが不自然。
バレエの動きとか「楽しいアバンチュールだったわ~」ってセリフとか色々w
「楽しいアバンチュールだったわ~」って何?w
普通そんな事言わないというか、アバンチュールって言葉自体「そんな言葉あったなぁ」って感じで聞いた時はビックリしたw

ジャケで惹かれて観たんですが、せめてグロシーンだけでも力入れててくれたらなぁ~って作品でした。
所々シュールなシーン(特にラスト)があったから、それを逆に利用して明らかに不自然な会話ばかりして不自然動きして~~~で思わずあほくさくて笑っちゃうような出来にして欲しかったな。
頑張ってホラー感出そうとしてるけど、これで怖がらせるのは絶対無理ですよ....。
ジャケットはめちゃくちゃ良いのでお気に入りには入れますが....う~ん残念!

視聴 2022年11月26日
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