このレビューはネタバレを含みます
大学生の女性が、論文のテーマを尾行にしたことで、自分を取り巻く環境が大きく変化していく話。
他人の人生に焦点を当ててみると、それは愚かだったり、滑稽だったり、孤独だったり、色々するものだと思った。
誰かの心なんて、その本人にしか分からない。それでも、人はこうかなぁ⁇ああかなぁ⁇と考えるもので、それで傷付いたり、傷付けたり…。
あれがしたいとか、これがしたいとか、そう言う欲は人間特有のもので、そう言うのがない世界の方が生きやすいだろうなぁと。
何も感じなくなれば、何も望まず、願わずすむのにと。