2021-07-11記。
ユーロ2020決勝の日にふさわしいDVDを見つけたので鑑賞。
ユーロ2020でベスト4にデンマークが残ったが、これはユーロ1992で優勝したとき以来である。実はこの年デンマークは、内戦で出場権を剥奪されたユーゴスラビアに代わって出場した。
1992年5月22日、大勢の報道陣を前に、最後のユーゴスラビア代表監督となったイビチャ・オシムが涙する映像がある。「もうこれ以上、監督を続けることはできない…」。
オシムは、サッカーで国家の分裂を食い止められると本気で信じていた。もしデンマークではなくユーゴスラビアが出場し、「優勝していたら情勢は大きく変わっただろう」と語っている。
作品は、1990年の世界ユースでも優勝した“東欧のブラジル”旧ユーゴスラビア代表チームが、激しい内紛や民族闘争の泥沼で分裂していくさまが、選手のインタビューで分かるドキュメンタリ。
チャプターごとに「オシムの言葉」を書いた木村元彦さんの解説が付いているのがいい。名古屋で活躍したストイコビッチも登場。

世界史の授業で観ました。


セルビアからクロアチアが独立してサッカーの代表チームが…みたいな。(予備知識ないと頭ぐちゃぐちゃになりそう)


これで何かの答えが得られたわけではないけど
民族っていう馴染みのない感覚に少しふれられた気はします。

むずかしいなぁ。

インタビューばっかり。
それも選手たちの…
オシムあんまり関係ないでしょ、この作品。

日本向けにオシムを押し出してるけど。分裂の苦悩も戦争の凄さも何も伝わってこなかった。

《鑑賞:2007/4/29》