フローレンス・ピューの映画初出演作品。そうとは思えない貫録を序盤から植え付けられ、彼女の出演作だから観てみようかな、という目的は果たせた気がします(^^;
校則が厳しく抑圧された女子生徒たちが描かれる中で、フローレンス・ピューはその筆頭的な立場で、挑発的な振る舞いが印象的に映りました。
さらに、太ももがセクシー(笑)
ただ、役柄の重要度の割には彼女の出演シーンはそんなに長くはなく、出てこないシーンではどうにもトーンダウン。
集団ヒステリーによって女子生徒たちがバタバタと学校内で失神して倒れていく展開になるが、ミステリアスな雰囲気といえば聞こえは良いものの、これは可笑しい方が強かったかな...。
邦題のサブタイトルにあるとおり「少女たちのめざめ」を描いていて、それは反抗だったり、性的なものだったり、いろいろな意味合いを込めてはいるものの、抽象的すぎたまま消化されずに終わってしまった。
映像や音楽によって独特なアートテイストはありましたけどね。よくわからない不思議な映画でした。