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天使にショパンの歌声をのno6clubのレビュー・感想・評価

天使にショパンの歌声を(2015年製作の映画)
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もう最高最高すぎて。めちゃくちゃに良すぎて。マーク数少なすぎない?てなるレベル。

最近須賀しのぶの『また、桜の国で』を読んだんですけど作中ショパンの革命のエチュードがかなり象徴的に描かれていたのでちょっとばかし造詣を深めたいと思い…。
ストーリーは『コーラス』とか『ボーイ・ソプラノ』みたいに、音楽に力入れてる学校に問題児が入ってきて一悶着的なよくあるっちゃある感じなんだけど、このタイプの女の子バージョンは見たことなかったのでものすごく可憐に感じた。
アリスが弾いてたショパンの曲、映画『ラブ&ポップ』で博美がトパーズの指輪をはめたときに流れたのと同じで、なんかこういう「たったひとつのきっかけで自分の中のなにかが決定的に狂う」みたいな曲だなって自分的に思った。悪く言えば狂うだけど、前向きな意味だと風向きが変わる的な。あれタイトルなんていうんだろー。めっちゃ好き。アリスのあの修道院に入ってからの生活が全部曲に乗っかってた感じで本当に感動した。良すぎやろ。また見たい。革命のエチュード弾くアリスも見てみたいな~と思った。
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