麩

たかが世界の終わりの麩のレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
3.0
蓬莱竜太が新国に書き下ろした戯曲「消えていくなら朝」とか、劇団ハイバイの「て」「夫婦」を思い出した。「消えていくなら朝」でもめちゃくちゃ久々に家に帰った売れっ子戯曲家が、長男から「芸術家サマは俺たち田舎もんのこと見下してんだろ〜?」って絡まれるくだりあったな〜

ドランって全然好きじゃなかったけど、これを見て「あっドランの映画ってフランスのハイバイだ」って思ったら急に楽しめるようになりました

家族、申し訳ないけど年に一回会うような今の距離感がやっぱりいいなー
そのままいけば兄弟に親の世話を押し付けることになるのが心苦しいが、地元に帰って親と共に死ぬくらいなら離れたところで生き延びるのが親孝行だと解釈させてくれ
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