きゃーみ

たかが世界の終わりのきゃーみのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
3.8
カメラの構図、ビビッドな色合いがいかにも芸術的でうっとりする。ピンぼけさえCOOLでカッチョイイ。いかにもフランス映画らしい。

家族と言えども所詮他人、節度もなくて、言いたい放題。言葉は余計だから心の触れ合いはますます希薄に…。
これが大多数の家族のカタチか…と救われた気がした。
私自身の傷を癒してくれるような何かがある。

そういう意味で、この映画は普遍性と芸術性と斬新さとが有機的に結合して日の目を浴びたのだろう。

ルイことギャスパー・ウリエルの冥福を祈っています。
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