ひでぽよ

たかが世界の終わりのひでぽよのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
4.6
あぁ…感嘆。現存する映画監督の中で一番好きな監督、グザヴィエ・ドラン。間違いなく21世紀を代表する監督です。家出をし、長年家を離れていた息子が家族の元へ帰るが…。ドラン監督作品の“全て”を貫く傑作である。本作を鑑賞後、個人的にどこか違和感を感じていた『トムアットザファーム』にすら意味を感じる。彼の作品は全て露骨に彼自身である。全作品こそ『彼』なのである。大作映画『グザヴィエ・ドラン』である。本作は「え?ドラン、死ぬの?」って思っちゃうくらいの集大成的な濃密さがある。一瞬でもドランの顔が見れて良かった。

ため息の溢れる大好きな映画です。共感や愛情など、個人的な感情を非常に多く含む点数です。ん〜〜〜素晴らしい。
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