さち

たかが世界の終わりのさちのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
4.3
2017.04.02

期待に期待を重ねておりまして、そしてどうしても前売り特典カードが欲しくてw珍しく前売りをしかも数ヶ月前に他県でまで買っていたのにwなかなか出張などタイミングが合わなくて見れなかった作品。
ドラン作品は3つほど💿持ってるし持ってないのも録画してたりで本当に好きな監督…というかアーティスト。
今回のは大御所を起用しての、天才と仰がれたのち…の、期待されまくった後の作品。元が戯曲ということもあり怒涛の会話の嵐。1対1であったドランの家族式が1対3に。正直こう来たか!と思った。
結構家族なのにとかってところで理解出来ない、共感出来ないって人多いみたいだけどわたしには痛い程よくわかる話だった。特にマイアヒのくだり、嫌だけど…いや、嫌じゃないんだけど…その血引いてるんだよなわたしも…みたいなんね、あーね、と。
ヴァンサン・カッセルも久しぶりにスクリーンで観れたと思ったらキレまくってるし(笑)でもそれもわかる気もする。でもギャスパー・ウリエル扮するルイからしたら家出るわなそら、とも思う。そして1番の理解者は少し遠い人だったりするのも。あるある〜そんなものでしょ。

あと、マリオン・コティヤールのふつ〜の女性感、寧ろ幸薄い感も凄かった。ついこないだあんだけ妖艶やったやん!て(笑)カメレオン女優さんですね💃

あとからじわじわくるなぁ。
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