ドラン監督の才能にまたしても嫉妬してしまう作品だった。
ストーリー的は終始暑苦しく意味不明。しかし、そんなストーリーをもドランさんの美的センスでいい感じに美化されてしまう。
音の入れるタイミング、光のうつしかた、音楽の選曲。どうしたらここまでハイセンスな人になれるのか、、、
彼が作り上げた作品は、映画というよりは一つの「芸術作品」としていつも見ている。正直に言ってしまうとストーリーなどはどうでもいいのだ。彼の解き放つ世界観に浸りたい。その一心でいつも画面に食い入っている。
ドランの作品の中では一番スコアが低いがこれはこれで素晴らしい。
早く新作が見たいなぁと思います。
ドランの作品は好き嫌いがきっぱり分かれると思いますな。
ぜひ。