シグのすけ

探偵ミタライの事件簿 星籠の海のシグのすけのレビュー・感想・評価

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かなり前にに作者の島田荘司が何故、御手洗潔シリーズは映像化の許可を出さないかを語っていて、詳細はよく覚えてないが、御手洗の人物像は日本の教育や価値観では捉えにくく、外国人ならば可能性はあるが、日本人の役者が演じる事は不可能であり、よって映像化にOKを出さないという文章を読んでやたら納得した。

もし演じるなら誰なら可能かと妄想して楽しんだ記憶がある。若い頃の草刈正雄とか阿部寛が浮かんだが、ルックスと高身長はともかく、エキセントリックな演説癖はかなりの滑舌の良さを求められるし、この点は断固妥協出来ないと勝手に断念した。キャスティング権持ってないが。

それが今頃、何故に玉木宏?島田先生に何があったのだ?はっきりいって呆けたのかと思いたいぐらい。玉木宏に罪はないけど。

冒頭からいきなり低音で語る御手洗、石岡石岡うるさい広瀬アリス。この時点で食いしばる歯から出血する私。すぐに瀬戸内海行っちゃう御手洗潔。違う。何もかも。食いしばる私の奥歯が二本砕け血が吹き出したので大事を取って鑑賞を中止し治療に専念した。

よって途中でやめた映画はレビューしないのよという自分のルールを曲げて、この異議申し立てをここに申請。採点は自粛しました。

阿部寛が滑舌良くなって【異邦の騎士】なんか演じたら面白いと思うが妄想はもうやめよう。
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