女子高生の山本由佳里(伊藤万理華)は家族とともにマンションに暮らしていた。ある日、玄関の表札に「F」の文字が書かれていることに彼女は気づく。彼女は「F」の文字を消すが、次々と違う文字が書かれていく。それとともに彼女の周囲で不可解な出来事が起こり始める。
女子高生の由佳里がヒステリックな母、寛容すぎる父、姉に依存気味の弟という家庭の中で、日常生活が進むのですが、所々で違和感を覚えるところがあり、そこが繋がってきて家族全体を覆う歪さが明らかになっていく作品になっており、なかなか面白いと思いました。
常に不気味な雰囲気が漂っているのですが、怖さはほとんど無く、突然無かったものが現れてビックリするパターンが多く、特に残酷なシーンも無いため、ホラー作品としては観やすいと思います。
普通に面白かったと思います。
鑑賞日:2022年12月31日
鑑賞方法:BS/CS 日本映画専門チャンネル