しゅん

ソ満国境 15歳の夏のしゅんのレビュー・感想・評価

ソ満国境 15歳の夏(2015年製作の映画)
3.0
3.11で被災した中学生達が中国に招かれ、ソ満国境に取り残された少年達の物語を聞く。

まさに文科省選定作品。Eテレで放送してそうな教育番組。教材感がすごい。
戦時下(厳密には終戦後だが)にも関わらず、人間は時に優しくなる。敵国人のハズの中学生達を受け入れる王村長、その決断にどれだけ葛藤したんだろう。そしてそれを恩に着せる訳でもなく、「ただの優しいおじさん」ポジションを貫く。ただ手を差し伸べるだけの人になりたいもんだ。

ただ、どうしても蝶のくだりにだけはツッコみたい。
「蝶には国境なんて無い」のに、自分は民族にバリバリ囚われてるやないか!🤔

「一体これから、どんな歴史が始まるのかなぁ。」
しゅん

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