「アイ・アム・サム」で知的障害のある父親を持つ少女を演じたダコタちゃん、大人になって今度は自分が障害を持つ女性の役を演じました。まぁ何でも器用にこなす演技力に定評のある彼女ですし、共演者のトニ・コレットが悪かろうはずもなく、役者の演技が良いのは作品を観なくても解るレベル。
なんて言うか、優しい気持ちになれる作品でした。
他人と違うが故に社会に馴染めない主人公の悲哀。少しだけ踏み出せば見つかる自分の居場所に中々たどり着けないもどかしさ。そんなものがいっぱい伝わって来た気がします。
主人公の姉を演じたアリス・イヴは本作で非常に重要な鍵になるスタートレックに出演経験のある女優さんで、その辺りのキャスティングも憎いです。
公開館ちょっと少なすぎてもったいないなー(  ̄_ ̄)