べーごま

500ページの夢の束のべーごまのネタバレレビュー・内容・結末

500ページの夢の束(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

いい映画でした^^

1番好きだったシーンはウェンディが郵便受付係の人を出し抜いて作品を投稿するシーンね!
いやな奴をだしぬいたっていうのもスカっとするし、ボソボソとしか喋れなかったウェンディが目的達成のために大きな声を張り上げて突飛な作戦で自体を切り抜けるのがかっこよかった!
泣き落としや感動系じゃなく、それこそスタートレックみたいに自分の知恵と勇気で乗り切った感あるシーン!
あと警官とクリンゴン語で話すシーンと見送られるシーンは最高だったよね!
先生の息子氏がウェンディの作品を褒めるシーンも好き。
スタートレックという素晴らしい作品が彼女と人を結びつけて、存在を肯定されたように感じたよ( ;∀;)

自閉症ってすごく扱いの難しい障害だと思う。付き合っていくのは難しい。そんな家族を切り捨てて生きた方が楽だと思うけど、姉妹として家族として愛情をもって葛藤するお姉さんが優しくて好きだった。

障害故に人よりもいろんな苦労があるけど、決してできないわけじゃない。可能性は宇宙のように無限に広がっている。ウェンディの旅はそんな希望を感じさせてくれた。
でもでもでもでも!!家族や先生としてはめちゃ辛かったよね!!たまたま無事だったけど、本当に何がおこるかわからないもの。映画だからいいけど現実には起こって欲しくないわ!!
べーごま

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