このレビューはネタバレを含みます
見終わって、ふと学生時代に教わった数々の理科系の授業を思い出した。
当時は、何とも捉えることができなかったことが、時を重ねて再度知るとこんなにも捉え方が違うんだと驚愕した。
地球上の森をテーマにした自然界の話。
森に生きる者たちは、全ての事象、過程に一切無駄がなく、あらゆる生命体がインタラクティブに営みを行なっているという忘れていた事を思い出させてくれる。
私は、昆虫が大嫌いな性分で何で存在しているのかとも思っていたが、普段私たちを魅了してくれる花や食している植物にとって受粉などを行ってくれる愛の使者なのだ。
間接的に、昆虫たちからは、数えきれない恩恵を受けていたことに気付かされた。
他にも驚いたのが、種付きの実を巣に持ち帰って蟻が身の部分だけを食して、種は、放置するのだがやがてその蟻が死骸となると、その死骸の栄養を吸い取って種が発芽するという。素晴らしい摂理があるという。
本当に、自然界の摂理というのは、再度
素晴らしいと思った。
私たちも、必ずこの森のような構造から見習うべきところもたくさんあると思う。
特にエネルギーや資源は、こういった摂理を見習い、再生・持続可能を実現していくべきであろうと思う。
本題がズレてしまったが、映像に関しては、カメラワークは、虫や動物目線で良いと思った。時折、倍速映像も盛り込まれていて、CGみたいな美しさから引き込まれそうになる。あと、昆虫や爬虫類たちの生態がより近く、リアルに移されているので苦手な方は、閲覧注意した方が良さげ。
勿論、こういった自然にフィーチャーした作品にとっては、定番の動物の赤ちゃんシーンもあり可愛くて癒されます。
あと、しっかりとした音響機器がある方は、大きめで聴くとリアルな森の音が聴けるのでリラックス効果があると思いますよ。
