パエリア太郎

キル・ビル Vol.1のパエリア太郎のレビュー・感想・評価

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)
4.5
美人が美人と美人だらけで殺し合う。

もうね、ファニーでエキサイティングで楽しすぎる映画でした!!
この映画に出てくる元ネタだとか一切わからないんですけど、関係ないですね。
映画オタクとか関係ない!キル・ビルはみんなのものだ!!

アッという間に終わってしまいました。
体感時間は15分程度でした。
多分この映画をみてアインシュタインも相対性理論の発想を得て、比古清十郎も飛天御剣流を体得したんじゃないかなって思いました。
いい所を取り上げるのが難しいですよね。
女子高生に鎖鉄球を持たせたら、、、なんて中学生の妄想ですよ!!それが実現してしまう良さですよ!!

冒頭で幸せな家庭でのカンフー対決あるじゃないですか!!
もうあそこで掴まされたら、その先ずっと楽しい!!
その後、ファンタジックな大決闘を経て、ラストは時代劇のような一振り一振りが致命傷になるような静かな戦い。
まったくもう!!

あと、こんなに考えるな感じろ型映画に言いたくないですが、カメラワークかっちょ良すぎますよね。
わざわざこのために作ったんだろうって思わせる建物内を主人公の移動を見せるための上からの箱庭みたいなショット。
しかも、わざわざそれを見せたなら当然暗殺みたいに一人一人殺してくのかと思いきや、全然活かさない痛快さ!!
階段の使い方とか、砂紋を中央に刀を持ったスーツの集団。なにこれ?!雪降ってなかったじゃない!!かっこよかったなー。

世界よ、これが日本だ!!
パエリア太郎

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