亘さん

氷の上のふたりの亘さんのレビュー・感想・評価

氷の上のふたり(2014年製作の映画)
4.0
北極圏に住む少年と母親とはぐれた白熊の子供が流氷でさまよう・・・っていうだけで胸アツ。主人公の少年は『リアル・スティール』のダコタ・ゴヨ。だいぶ大きくなって可愛くなくなったw

白熊が街の近くまでくるある町に住む少年。その家のガレージにある日白熊が迷い込む。すぐに警察に麻酔銃で撃たれヘリコプターで街から遠く離れた場所に運ばれてしまう。でもそのガレージには白熊の子供がいた。人なつこい小熊に愛着を持ってしまった少年は、母クマの元に返すべく広大な氷の地へ小熊と出発するのだが、氷が割れて流氷に流されてしまう。その頃行方を捜す家族とガイドの男は少年を追って捜索するが嵐がきて・・・という話。

動物と彷徨ってサバイバルする話といえば『ライフ・オブ・パイ』を思い出すけど、こちらは本物の小熊を使っているのが驚く。その小熊の演技というか動きがとってもかわいらしくてニマニマしてしまう。所々合成もあるけどCGとはまた違って、本物を使っているだけあってリアリティがある。それとナショジオあたりから借りてきたような映像が多々あるけど、「この時代にこの画質?」と思うところがあったのが残念。
この映画ディズニーでアニメ化してほしい!小熊のピズーがとにかく可愛いよ!ハラハラさせられっぱなしだし最後ちょっと感動した。
亘さん

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