【竹内里紗。誰も放っておけない才能】
竹内里紗監督。
立教大学の卒業制作?で撮られた映画とのこと。
すごく学生の気持ちの揺れ方、心理描写全てがリアルで痛い。
儚くも尊い青春の風景。
学生生活の中で身近にあるものを効果的に使って監督が伝えようとしたいメッセージがしっかりと場面のカットで伝わってきた。
人は誰でも何らかの方法で『生きてる』って事を自覚や承認してもらわないと不安になる。
『みたされてる』
映画の中ででは恋人に噛んで歯型をつけてもらう、リスカして自ら自傷行為する。他にも色々とあるでもそれは一時的なものでまた消えていき不安になる。
人生はその繰り返しで『みたされたい』とすることの繰り返しで生きてるんだという事が伝わってきた。
コミック原作の商業映画の何倍も良かった。