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シネマの天使のTENのレビュー・感想・評価

シネマの天使(2015年製作の映画)
4.0
実際にあった122年続いた映画館(福山の大黒座)が閉館する時をちょっとファンタジーも加えたストーリーにしてある作品
閉館時の壁に書かれたお客さんのコメントや取り壊し風景など、ドキュメンタリーの部分もある
壁のコメントから、映画館に通った人の人生もみえてくる 初めてのデートの映画館、 学校をさぼっての居場所であった映画館、 映画を観て人生(職業)を決めた人、それぞれいろんな思い出が詰まった場所なんだとしみじみ思った
映画を観ることによって何かを感じ(学び)それを持ち帰る
映画館で映画を観る価値が失われてきている

『映画館で映画を観よう!』

エンドロールでは、全国の閉館になった映画館がでてくる 1950年台~の映画館が多く、ここ5-10年で閉館しているのが多かった
今の新型コロナで休館中が増えているが、閉館に追い込まれず再開して欲しい
休館中は映画館からの有料配信を観て少しでも応援できたらと思う
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