このレビューはネタバレを含みます
グサヴィエドラン主演のカナダ映画
信仰厚い婚約中の男女、3年ぶりに帰国した弟と兄、中年夫婦、老いた男女…4組が織りなす物語
それぞれが何かしらの苦悩を抱えていて人としてどうあるべきか、救済はあるのかを考えさせられる作品
婚約中の男女が信仰する教義では輸血、姦淫、格闘技、喫煙、薬物、不倫を伴わない離婚を認めておらず、破戒は排斥を意味する
この教義が作品に深みを与えている
いい作品だった
ときどきあまり意味を持たない動きをするカメラワークがもったいない気がした
原題はラテン語で奇跡の意
邦題は主観が入りすぎている悪例