このレビューはネタバレを含みます
正直言って泣いた
原作はアルコさんと河原和音さんの大人気少女コミック俺物語<全13巻>である。(原作は妹が買っていたのを見て好きだった。河原さんの高校デビューも好きだった。)好きな原作だけに後回しにしていたが、とても楽しめた。
たけおはもう一歩間違えればギャグにしかならないところをギリギリのところで物語に入り込める演技と造形が素晴らしかった。坂口さん演じる砂はもう砂そのまんまだった。大和は原作のフワフワな雰囲気とはちょっと違うキャストだが、演技でカバーしていたと思う。
そしてこの映画は原作の1巻のストーリーを丁寧に2時間弱かけていてとても好感が持てた。
やっぱ心の汚れてしまった自分のような大人には、こういうピュアな恋愛映画が案外染みるもんやな。