パオロ・ソレンティーノ監督作品。
映像が美しい。
ロケ地が美しい。
装飾が美しい。
そして意味のある、あれだけのキャリアのある俳優が吐くから響くセリフが多々あってしっかりと心に響いてくる。
ベテラン俳優の味がしっかりと引き出されている作品と感じた。
しかし、ヨーロッパの監督に多い芸術性の高い?カットを前半は特に多用していて理解できず、せっかくストーリーラインに乗ったのにすぐ裏切られる。
あまり意味を感じれるカットを芝居以外で見つけられなかった。
さらに後半に入ってきてCGカットが数カット出てくるが、作品と全く合っていない。
なぜ入れ込んだのかかなり疑問に感じた。