このレビューはネタバレを含みます
これは自分にとっては理解不能な、説明不足が功を奏さない作品だった。
今作の肝はカメラワークと囚人の内情だと思うけど、カメラワークは3分足らずで飽き、ラストの表情を読み解けるほどの100分ちょいではなかった。
そもそも創作なんで、これは何で?の連続でいちいち引っ掛かった。
息子ひとり埋葬したからどうなるのかは知らないけど、息子が息の根止められた瞬間はリアクションなし。
ラビ探しに犠牲出しまくりはいいのか?
掘った土が息子(違うだろうが)にかかってるのはどうなの?
まだまだツッコミ入れまくりだったけど、最後のシーンに雨音(?)だけしてるのはナゼ?
ラストはアバラうき出てノミシラミだらけのボロまとって番号が入墨されてて足腰弱りきってて涙も枯れ果てた絶望の極致顔!って方が、リアルで刺さる。