このレビューはネタバレを含みます
どすんときた。
新宿シネマカリテ昼2時前上映、
満席。素晴らしい。
各所で論じられている通り、
観客を共犯関係にさせる新しい手法、
画面が驚くほど狭まる。
まず驚いた。
普通なら被写体となる対象が、
完全に背景たなっている恐怖。
視野狭搾。
最初のガス室、幾重にも重なる断末魔、ゾワっとした。
転がり折り重なる死体、ゾワっとした。
穴、そして火炎放射器、地獄か?
もし自分に赤いバッテンをつけられた時、
自分にはどんな振るまいができる?
これは僕らが属してる社会でも
起こってるんじゃねーのか!?