ネイティ

サウルの息子のネイティのレビュー・感想・評価

サウルの息子(2015年製作の映画)
3.2
ハンガリーの新鋭、ネメシュ・ラースロー監督の長編デビュー作。
カンヌ映画祭グランプリ&ゴールデングローブ賞外国語映画賞。

はっきり言って気持ち悪い。
撮影方法が独特な点もあるが、何より背景をボカし観てる人に想像させるものがあまりにも考えられない世界過ぎて、気持ち悪くなってしまう。
あれだけの役者やエキストラを使い、ほとんど長回しのワンカットで進んでいく。
どれだけのテストを重ね、どれだけのスタッフの努力があったか…
想像するだけで感慨深いものがある。
芝居を細かく見ていると、甘いところが多々見受けられるがそれを凌駕する映像の力。
圧倒された。
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