Laguna

サウルの息子のLagunaのレビュー・感想・評価

サウルの息子(2015年製作の映画)
3.4
スクリーンが正方形に近い?窮屈、圧迫感、ピントがあってなくぼやけてとても見にくい。モザイクにしてあるのかな?とにかく見にくい…主人公のサウルが出てくると彼はくっきり映っている。彼にピントを合わせているんですね。周りはよくみえないので、これで2時間続くのか?と少々不安に…これはこの映画の意図するところなんだろうね。彼の目線から描くアウツビッシュ収容所。画像をぼやかすと、みるがわもらくなこともあるけど、悲惨さも伝わる。瀕死状態の少年は結局殺されてしまうのですが、この少年を、サウルは自分の息子だといって弔うことを決意。ラビを探すのに収容所内動き回ります。そのために同胞を危険なめにあわすことに少し疑問も持ったのですが…。もっと大きな人間としての尊厳の問題…。ユダヤ教、宗教についてほとんどよくわかってないのですが、見終えてから色々考えてしまう映画でした。
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