かかと

サウルの息子のかかとのレビュー・感想・評価

サウルの息子(2015年製作の映画)
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途中で見るの辞めてしまった。

ユダヤ人の中でも、ガス室で殺したユダヤ人の後始末をするゾンダーコマンドの主人公を描いた映画。

ドイツの歴史がわりと好きで、ホロコーストやユダヤ系、ナチの話も好きなので見てみたけど、カメラワークが苦手すぎて途中でリタイア...。

主人公に目線を合わせていて、視点がすごく狭く、一緒に動く動く。スマホの小さい画面じゃ気持ち悪くなってしまった。

グロいところはあまり映らないしぼやけるので、苦手な人も比較的見やすいとおもう。テーマはすごくいいので、グロ苦手な人にもトライしてほしい。

最後まで見れなかったのにはカメラワーク以外の理由もある。それはただただ主人公にムカついたということ...。。。

ほんとに自分勝手すぎる。半分くらいまでみたので大体のストーリーはわかったけど、ある人物のためとはいえ他人への配慮がなさすぎる。

ナチにおけるユダヤ人の立場は捕虜ではない。それなのに、主人公の勝手な立ち回りで他人を危険に晒すな......。
あの場所ではなによりも自分を優先して当たり前で、他人を気にかける余裕なんてない。それでも気にかけてくれる人がいるのに、その優しさをめちゃめちゃ無下にしてる。。。

宗教の問題もあるし、主人公の言い分もわかるけど。あまりにも融通きかなすぎる。ということでイライラして見れなかった。

テーマはほんとに好きだし、前半のリアルな収容所も見てて興味深かかったので、もう少し時間が経ってからチャレンジしてみたいです。
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