このレビューはネタバレを含みます
ヨルゴスランティモスにしてはかなりロマンチックな映画と思いました
セックスは動物でもできるから、みたいな冷笑的(でも本人はそういう取り繕った人間の動物的な側面が大好きなんだと思う)で象徴的なコメントも
それでも、大切なものを犠牲にして、(自己の欲求を満たす手段に留まらない)愛があり得るのかみたいな所は観客に委ねる感じで終わったのでかなり異色な感じ(ランティモスの作風からして絶対あれ怖気づいて潰さない想定じゃないかと思いました…が、目を潰してたらと考えられる余白があるのが凄くロマンチックですね)