豪

ロブスターの豪のレビュー・感想・評価

ロブスター(2015年製作の映画)
4.0
村田沙耶香感あって大好き。
勝手な想像だが以下が皮肉として描いていたのかなと。
・恋愛への皮肉
→資本主義と個人の尊重による自由恋愛の限界。恋愛におけるマナーや成就するポイント、脅しなどのマニュアルへの批判と恋愛関係の脆さを描いているのでは。
・個人主義への皮肉
→「おひとりさま」のような個人でいることへの肯定的見方への違和感の提示。踊るシーンや墓を掘るなどを観ているとなんか馬鹿らしいな、、と思ってしまった。
・先進国課題の少子高齢化の皮肉
→ペナルティとしての他生物への転生。増えすぎている人へ子孫という生産性を持たない選択肢を取るのであれば国にとって不要という極端な考え。(こういう発言した政治家いましたよね)
豪