音楽家グレン・ミラー(ジェームズ・スチュアート)は新しい音楽を創り出す夢を追い、妻となるヘレン(ジューン・アリソン)が彼を支える。貧乏と苦悩の末に独自の音楽を認められるようになるが、第2次大戦が始まり、グレンはヨーロッパ戦線へ慰問に向かうのだった。
トロンボーン奏者でバンドリーダーのグレン・ミラーの半生を描いた、アメリカ人の好きなジャズとサクセスストーリーに溢れた作品。
一演奏者にとどまらず、自分の求める音楽を探し続ける探求心と努力を見せつけられるが、妻ヘレンたち周りは大変だ。
やはり、白い目で見られても、金がなくても、我が道を行くってすごい!
作品の中では、なんといってもハーレムで本物のルイ・アームストロングと一緒にみんなで演奏するシーンが一番の見どころ。
そして、いつも先回りするしっかり者で行動派の奥さんが可愛くて素晴らしい!
演じるジューン・アリソンは「若草物語」が最高だけど、この映画のヘレンもとても印象に残った。彼女はちゃきちゃきしたキャラがぴったり合うし、ハスキーボイスも魅力的だ。