大嫌い系の邦画なんだけどカルタ描写ぐれいつ。シンゴジラの破壊シーン並に体温上がり。まあそれもROBOT臭いと言ってしまえばそれまでだけど、そこに映るものはALWAYSあたりの団塊狙いのお涙頂戴ノスタルジーなんかではなく若い生命の躍動感。憎めない映画だなと。
しかもそこに美しい日本古来の言葉の文化を添えるという。憎めないなあ。たかだか一億人そこそこしか使っていない日本語なんて早く滅びてしまえなどとことあるごとに口に出してしまう身ではございますが、憎めない。あと『渇き。』『ソロモンの偽証』に続く清水尋也の存在感。