キャラクター、ストーリー展開、物語、ありきたり感満載なほどベタなんだけど、
なぜか、世界観に引き込まれてしまいました。
何が良かったかっていうと、かるたの魅せ方が上手い。
あえてスローモーションを利用し、”静”と”動”を対比させることで、どれだけスピーディなのかを表現できていたし、キャラクターを魅力的にすることで、良い緊張感や緊迫感を組み込めていました。
マイナーな競技をここまで魅力的かつ興味深く描けているとは。
演技も皆良かったんですが、最も輝いているキャラクターがいました。
察しのとおり、机くんです。
彼を演じた森永悠希に、助演男優賞を受賞させたいほど良かったです。
胸が熱くなってしまうほど、複雑な心境がしっかりと伝わってきました。
原作を上手くまとめた実写映画の成功作。
ストーリー ★★★☆☆
キャラクター ★★★★☆
演技 ★★★★☆
映像 ★★★☆☆
演出 ★★★★☆
音楽 ★★★☆☆
